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Peace Flower
「戦争がだんだんはげしくなってきて、これは、敗けるかも知れないという重苦しい気持が、じわじわと、みんなの心をしめつけはじめることには、もう私たちの心から、<美しい>ものを、美しいと見るゆとりが、失われていた。(中略)道端の花を美しいとみるよりも、食べられないだろうかと、ひき抜いてみたりした」
花森安治作 著『一銭五厘の旗』(暮しの手帖社)
花を愛でることさえ、ゆるされない時代があったことを忘れないために、
そして未来への希望を伝えるために、名づけられた花が、各地で育てられています。
その名前にこめられた物語を、ご紹介していきます。
ピース(Peace)

第2次世界大戦中にフランスの育種家によって生み出され、アメリカに託された苗木がありました。その背景から戦争終結の際に「平和」の名で発表されたばらです。
スヴニール ドゥ アンネ フランク

ナチスの迫害を受けて「隠れ家」でくらした日記を残し、亡くなった少女アンネ・フランク。戦後「アンネの形見」と名づけられたばらが各地で育てられています。
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